CUPS

動物歯科 comments(0) - イネコアニマルデンタルクリニック

 

C hronic  U lcerative  P aradental  S tomatitis  慢性潰瘍性歯周口内炎の 頭文字をとって、CUPSと呼ばれているワンちゃんの 病気が あります。

 

 

歯垢に接触している 場所が 過剰に反応して、真っ赤にただれてしまう とても 劇症な 燃えるような強い痛みを伴う 疾患です。

 

 

 

 

歯垢の中のバクテリアによって 起きてしまう免疫システムの異常が原因だと言われています。残念な事に、メカニズムについては、まだ、はっきりと わかっていません。

 

 

 

 

 

治療の選択は2つ。 一生涯、プラークコントロールを万全に行うか、全ての歯を抜いてしまうか・・・。 

 

プラークコントロールは、全身麻酔下での 歯科レントゲン検査と完璧なクリーニング、歯周病になっている歯の抜歯から 始まります。

残すことが出来た 歯牙は 毎日のお家での歯磨きと、定期的な病院での洗浄とチェックが欠かせません。 

 

そして、3ヶ月から9ヶ月のサイクルで 全身麻酔下での完璧なクリーニングと歯周病になってしまっている歯牙の抜歯を繰り返し 繰り返し行います。クリーニングは 完璧でないとダメなのです。

 

 

 

全ての歯を抜歯してしまっても、ワンちゃんはとても上手に 食事をしてくれます。勿論、歯の役割は 食べる事だけではありません。

お顔の形を整えたり、舌の置き場所をつくっていたり、唾液の受け皿の担い手でもあります。

 

 

 

ご家族の方の ご理解と 協力がとても 大事です。 

どのような治療を どのタイミングで選択して頂くのがその子にとって一番なのか、 獣医師とどれだけ タッグを組んで この病気と戦えるのか がとても重要です。 

 

 

例えば、まず全部の臼歯(奥歯)を抜歯して、それでも 落ち着かなければ 犬歯を抜いて、それでも痛い時は切歯を抜いてという方法もあります。 

 

 

 

もし、この病気になってしまったら、どうぞ どうぞ 動物歯科専門医におたずね下さい。勿論、セカンドオピニオンだけでも ご遠慮なくお声をかけて頂けると、うれしいです。 

 

  

 

 

 

 

 

 

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